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築20年のアパート外壁がよみがえる!西東京市で費用を抑えて高品質塗装をする方法
2025年04月28日(月)
「築20年にしては、かなり古い印象になってしまっているな」
アパートのオーナー様は、自身の保有する物件が他のアパートと比較して古く感じることもあるのではないでしょうか?
もちろん築年数が経っているからという理由もありますが、それは外観が悪くなっているからかもしれません。
外壁塗装工事を行なうことで、築年数を感じさせない綺麗な外観にすることができます。
アパートの外壁塗装は、入居率アップ、耐久性維持などのために必ず必要になります。
この記事では、外壁塗装の必要性や費用相場、工事の流れから注意点まで、初めてでも安心して依頼できるようにポイントをわかりやすく解説します。
目次
アパートの外壁塗装はなぜ必要?
そもそも外壁塗装はなぜ行なう?アパートで外壁塗装を行なうメリットは?
これらの疑問に、塗装工事の必要性と外壁の劣化によるリスクからわかりやすくご説明いたします。
塗装の役割とは
塗装には大きく3つの役割があります。
・建物の保護
建物は、雨風、太陽の紫外線によって劣化が進行していきます。外壁材は、セメントが主原料でできており、水に弱いという性質があります。そのため、塗装工事を行なうことで防水性を維持しています。
外壁が劣化してしまうと、次は建物内部の劣化が進行してしまいます。塗装工事は、建物を保護するために、手間をかけず費用を抑えた、最も適した方法です。
・美観の維持
雨風にさらされている外壁は、劣化によってひび割れが発生したり、汚れが付着してしまいます。このような美観の悪化を防ぐために、塗装工事は適しています。外観が綺麗に維持されることは、暮らしの質を上げてくれます。
・機能性付与
塗料には、遮熱性能や断熱性能、防汚性能などの機能付与をしてくれるものもあります。
遮熱塗料は、暑い夏でも室温上昇を和らげ、断熱塗料は、室内外の熱の移動を減らし、光熱費削減に寄与してくれます。
防汚塗料は、汚れがつきにくい外壁となり、より長く綺麗な外観を維持することができます。
外壁の劣化が及ぼすリスク
塗装工事を怠り、外壁が劣化してしまった場合にはどのようなリスクがあるでしょうか。
・建物の資産価値の低下
塗装工事を行なっていないと、建物の耐久性が低下してしまいます。防水性が低下した外壁は、ひび割れなどを起こし、雨漏りしてしまいます。雨漏りした建物は、内部腐食が進み耐震性も低下します。
修繕費用がかかることからも、定期的なメンテナンスを行なっていないと資産価値は下がっていってしまいます。
・入居率の減少
外観が汚いと入居率にも影響してしまうことがあります。満足度が低くなり、他の競合物件と比較した際に魅力がなくなり、結果として収益が減ってしまいます。
・住民とのトラブル
外壁の劣化による雨漏りなどが発生すると、住民とのトラブルが起きてしまうこともあります。保険が適用できない場合など、外壁塗装工事をするよりも手間も費用もかかってしまいます。
アパートの外壁塗装を行なうメリット
アパートは、外壁塗装を行なうことにより以下のメリットがあります。
・入居率アップ
外観が綺麗ですと第一印象が良くなり、入居率アップに繋がります。メンテナンスを定期的に行なっている、管理が行き届いた物件という安心感を与えることができます。
・賃料の引き上げ
築年数が経っていても、綺麗な印象がある物件は、賃料の引き上げを行なうことができる場合もあります。
外壁塗装の費用相場と内訳
アパートの外壁塗装の費用相場と内訳について、詳しくご紹介いたします。
費用相場(目安)
アパートの坪数によって、塗装面積が異なり、おおよその相場は下記表を目安にしてください。
塗料グレード | 30坪 費用 | 35坪 費用 | 40坪 費用 | 耐用年数 |
シリコン | 100万円~120万円 | 110万円~130万円 | 120万円~140万円 | 7年~10年 |
フッ素 | 120万円~140万円 | 125万円~150万円 | 130万円~160万円 | 約15年 |
無機 | 130万円~150万円 | 140万円~160万円 | 150万円~180万円 | 約15年〜 |
内訳の具体例
具体的な見積もり例をお見せします。
30坪アパートでシーリング処理も行なった外壁塗装の見積もりです。
工事項目 | 単価 | 数量 | 単位 | 金額 | 備考 |
足場・飛散防止シート | ¥1,000 | 198.5 | ㎡ | ¥198,500 | |
養生 | ¥400 | 198.5 | ㎡ | ¥79,400 | |
高圧洗浄 | ¥200 | 188.4 | ㎡ | ¥37,680 | 屋根外壁 |
シーリング打ち替え | ¥800 | 55.0 | m | ¥44,000 | 外壁目地 |
シーリング増し打ち | ¥700 | 58.0 | m | ¥40,600 | サッシ周り等 |
破風塗装 | ¥1,100 | 37.5 | m | ¥41,250 | 2回塗り |
軒天塗装 | ¥1,200 | 16.8 | ㎡ | ¥20,160 | |
雨樋・水切り塗装 | 一式 | ¥42,000 | 2回塗り | ||
外壁塗装 | |||||
下塗り | ¥1,000 | 132.4 | ㎡ | ¥132,400 | 弱溶剤シーラー |
中塗り | ¥1,400 | 132.4 | ㎡ | ¥185,360 | 弱溶剤シリコン塗料 |
上塗り | ¥1,400 | 132.4 | ㎡ | ¥185,360 | 弱溶剤シリコン塗料 |
現場管理費 | 一式 | ¥68,000 | |||
小計 | ¥1,074,710 | ||||
消費税 | ¥107,471 | 10% | |||
合計 | ¥1,182,181 |
こちらはシリコン塗料で塗装を行なった見積もりです。外壁塗装の備考欄に、弱溶剤シリコンと記載されていることからわかります。
実際に見積もりを取った際には、こちらの単価や数量と比較してみてください。
塗装を依頼するベストなタイミング
「外壁塗装工事をいつにしたら良いかわからない」
とタイミングを迷われている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装を依頼するベストなタイミングについて、築年数、季節、劣化症状から解説いたします。
築10〜15年が一つの目安
築年数が10年〜15年が再塗装の時期目安になります。新築時の外壁の防水性能は、築10年が経つとかなり低下しており、そこから外壁の劣化が進んでいます。
築20年のアパートで外壁塗装工事を1回もしていない場合は、劣化がかなり進んでいる可能性があります。塗装工事だけでなく、外壁の補修および張り替え工事などが必要となってしまうこともあります。
季節の選び方
塗装工事は、基本的にはいつの季節にも行なうことができますが、春と秋が人気です。
過ごしやすい気温で、作業がしやすく、天候も落ち着いているためです。
ただし、梅雨時期は、作業ができない日が多くなり、工期が伸びてしまうこともあります。
真夏は、塗料の乾きは早いですが、それによる不具合に注意が必要です。冬は、積雪してしまうとその期間は作業ができなくなります。
アパートの場合は、特に工期が伸びてしまうと多くの住民の生活に影響を与えてしまうので、春秋がおすすめです。
劣化サインチェックリスト
塗装のタイミングは、劣化症状から判断することも大切です。
築年数が経っていなくても、環境などによって外壁の劣化が早まっていることもあります。その場合は、早めに塗装をすることで劣化を食い止め、建物の耐久性を維持しましょう。
・色褪せ
色褪せは、新築時よりも色が褪せてきてしまっている症状です。紫外線により塗装が劣化している初期症状になります。
・チョーキング現象
チョーキング現象は、外壁を手で触った際に色がつく現象です。塗装が劣化し、色の成分が浮き出てきてしまっているために起こります。
・ひび割れ
外壁のひび割れは、防水性が低下して、雨水を吸収するようになった外壁が膨張収縮を繰り返すことによって起こります。
ひび割れを放置すると、雨漏りを起こしてしまうリスクもあるため注意しましょう。
上記症状が出ていないか、定期的に点検することで、適切な塗装タイミングを見極めましょう。
業者選びで失敗しないためのチェックポイント
塗装会社によって施工品質が大きく変わるため、以下のチェックポイントを参考に業者選びをしましょう。
地元での実績があるか
地元で実績のある会社を選ぶのが失敗しない第一の秘訣です。品質の悪い工事で人気のない塗装会社は、遠方に営業エリアを拡大します。
地元で信頼されている会社であれば、品質にも信頼がおけます。
詳細な見積書を出してくれるか
工事見積書に工事項目が詳細に記載されている会社を選びましょう。
「外壁塗装工事 一式 100万円」といった工事項目が記載されていない見積もりの場合、高圧洗浄をしない、3回塗り塗料で2回しか塗らないなどの手抜き工事をされる可能性があります。
自社施工かどうか
自社で職人を抱え、高い技術力を持った会社が安心です。塗装会社によっては、実際の工事は下請け業者に丸投げしてしまっているところもあります。
中間マージンが発生するため、割高であるにもかかわらず品質は低いといったこともあるため注意が必要です。
注意すべき業者の特徴
下記のような塗装会社は注意しましょう。
・異常に安い価格
安すぎる見積もりは、手抜き工事をされる可能性があります。塗料も現場で薄めて使ったり、人件費と材料費を抑える仕事になりますので、品質が著しく下がり、良い塗料を使用しても耐久性が低くなることもあります。
・契約を急がせてくる
契約期限を設けて契約を急がせてくる会社は、依頼しないようにしましょう。
大幅な値引きや条件をつけてくる会社は、お客様目線ではなく、信頼できないと判断しましょう。
・曖昧な説明や保証内容
質問や問い合わせに対して、曖昧で回答まで時間がかかるといった不誠実な会社は避けましょう。
補償内容もしっかりと確認し、どのような不具合が発生した場合に、どのような補償をしてくれるのか細かく確認しておくことが大切です。
見積もりの比較と相談が重要
見積もりは、2,3社に依頼し、比較検討することが大切です。万が一悪徳業者が紛れていても、相見積もりを取っていれば、相場と異なる、明らかに対応がおかしいなど気づくことができます。
不明点や不安があった際に、気軽に相談できる会社が安心です。
実際の施工の流れと期間
実際の施工の流れと期間について、簡単にご紹介いたします。
標準的な施工期間
60坪のアパートの場合
– 足場設置(2日)
– 高圧洗浄(1日〜2日)
– 下地補修(1〜2日)
– 養生(2日〜3日)
– 塗装作業(4〜6日)
– 付帯塗装(1日〜2日)
– 点検・足場解体(1〜2日)
作業はおおよそ12日間程度で完了します。天候や日曜日が休みなことも考慮すると、2週間から3週間程度かかることを見込んでおきましょう。
事前準備でやっておくべきこと
基本的には、工事前に塗装会社が行なってくれます。塗装会社にどこまで行なってくれるのか、事前に確認することが大切です。
・入居者への工事日程の周知
工事日程のお知らせについて掲示およびポスティングすることで、入居者に周知します。
車の移動などが必要な場合には、該当の入居者に直接連絡することもあります。
・共用部分の片付け、清掃
ベランダなどの共用部分にものがある場合には、事前に入居者に片付けてもらうように依頼します。
業者側で動かすとトラブルになってしまうことがありますので、必ず事前に通知することが大切です。
資産価値を守るために重要なメンテナンスの考え方
外壁塗装をして終わりではなく、アパートを将来維持管理していくためにメンテナンススケジュールを立てることが大切です。
定期点検の必要性
定期的に外壁の点検を行ない、不具合がないか、早期に補修して劣化を防ぐことができないかをチェックしましょう。
5年ごとにチェックし、できるだけ早期に劣化に気づくことで費用を抑えて適切にメンテナンスできます。
長持ちする塗料の選び方
頻繁に塗装をすることが難しいアパートの場合には、耐久性が長い塗料を選ぶと費用も手間も減らすことができます。
フッ素塗料や無機塗料といった15年、20年以上もつ塗料がおすすめです。
さらに防汚性能などが付与された塗料は、汚れがつきにくく、外観をきれいに維持できます。
リフォーム計画の立て方
中長期の維持管理計画を立てましょう。
アパートの維持管理には塗装工事だけでなく、防水工事や設備工事が必要になります。
全体の維持管理スケジュールを立て、メンテナンスコストを最小限に抑えましょう。
外壁塗装のお見積りはプロタイムズ西東京田無店へ
築年数の経過したアパートも、適切なタイミングと方法で塗装すれば資産価値を維持できます。
アパートの外壁塗装工事は、西東京市で実績豊富なプロタイムズ西東京田無店にまずはお気軽にご相談ください。
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