西東京市緑町にて雨漏りが発生している戸建て住宅でベランダの防水工事を行いました。

ベランダの床はFRP防水になっており、長い間メンテナンスを行っていなかったせいかひび割れが多数発生しておりました。

今後のメンテナンスのことを考えウレタン塗膜防水で行うことになりました。

 

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雨漏りの原因

写真からみて分かるようにひび割れが発生しており防水層自体が破断している状態です。

このような状態になってしまうと雨が降った際にダイレクトに水が侵入してしまい室内に水が侵入してしまいます。

現地調査の際に応急処置でシーリングを行いましたが、大雨の際にまた雨漏りが発生してしまったようなのでウレタン防水の防水工事の提案をしました。

ベランダのウレタン防水は次のような手順で行います。

 

下地処理

下地がFRP防水の場合、サンダーなどで目荒らしを行い表面を整います。

この作業を行うことで塗料の密着を良くします。

 

アセトン拭き

アセトンを染み込ましたウエスでFRP防水の表面の油脂を拭き取っていきます。

 

下塗り（プライマー塗布）

新たに作る防水層との密着を高めるためにプライマーを全体に塗布していきます。

 

ウレタン塗膜防水

弾力性の高いウレタン防水を全体に塗布していきます。

厚みを確保するために２層重ねて行います。

ウレタン１層目

プライマーが乾燥したらウレタンを全体に塗布していきます。

厚みを確保しながら丁寧に作業を行います。

ウレタンは乾燥するのに丸一日かかります。

 

ウレタン２層目

１層目のウレタンを乾燥させたら２層目のウレタン防水を１層目と同様に全体に塗布していきます。

同じように厚みを確保して塗り残しがないように丁寧に作業を行います。

 

トップコート

２層目のウレタンが乾燥したらトップコートを塗布していきます。

ベランダは洗濯物を干したり人が歩く場所なので滑り止めのチップを混ぜてトップコートを塗っていきます。

トップコートは防水層を紫外線などから保護する役割がありますので重要な工程です。

 

完成

トップコートが乾燥したら完成です。

ウレタン塗膜防水の工事後のメンテナンス方法はトップコートを塗布することで防水層を長持ちさせることができます。

５年～１０年を目安にトップコートを塗り替えてあげるといいでしょう。

 

 

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